全力で「働きたくない」と叫ぶだけのブログです
テレビのニュースが行列に並ぶ人々を映し、当たったらどうするかという質問を投げかける。毎年、毎年繰り返される光景である。私の宝くじに関するスタンスは『宝くじと夢』というエントリで詳しく述べているので、ぜひご一読いただきたい。
しかし購入直後の人へのインタビューで、「3億あったら一生遊んで暮らせますから!」と答えている方がおられたが、それはちょっと認識が甘いと思うぞ。3億という金額の多寡ではないのだ。3億あったら10億に、10億あったら100億に、100億あったら1000億にしたくなるのが人間の業というものなのだ。欲ではない。業である。
バフェットもロジャースもビル・ゲイツも孫正義も、みんなリタイアせずにずっと投資や事業を続けておる。既に百年、千年かかっても使い切れないようなお金を持っているにもかかわらず、である。なぜか?それは彼らが生きているからである。生きるということは、即ちリスクを取らざるを得ないということなのである。リスクとは、生きがいである。刺激などという単純なものではない。
生きている証しそのものなのだ。
アイデンティティと言ってしまえば非常にチープな響きになるが、人の業というものを甘く見てはいけないのである。生きがいの前では、1円も1万円も1億円も1000億円も同じである。それほどまでに、人生とは一筋縄でいかない。
まあ、それとは別の話として、やはり宝くじ売り場の行列に並ぶのは好かん。どうすれば宝くじを売る側に回れるのか?などと考えつつ、腐って枯れて死んでいきたい。同じところをぐるぐる回る迷路より、千里の道の一歩目で倒れて死にたい。私は常々そう考えている。そして宝くじにささやかな夢を願うより、叫んでいたい。
働きたくないよーー